著者インタビュー:秋山瑞人先生(Anima Solaris)
情報
上記ページから全文読むことができる。
インタビュアー:雀部&児島&三上&ていとく&菊地&綾守
なお、「綾守」というのは官能小説家の綾守竜樹(故人)。 /icons/hr.icon
概要
『猫の地球儀』や『イリヤの空、UFOの夏』の執筆背景をはじめ、キャラクターの描き方などの一般的な執筆に関する考えが示されており、秋山作品の奥深さの一端がうかがえる。また、ミリタリ色が強い理由、「はまった」ゲームや小説の話題など、秋山瑞人を構成するさまざまな要素の原点も垣間見え、一読にも二読にも値するインタビューとなっている。 /icons/hr.icon
その他
気になった点。ロボットについて以下のようなことを述べている。
動くヌイグルミと会話する子供と一緒で、クリスマスの天気予報や震電の目ピカピカや日光月光のうなり声が何事かを語っているように思えたとしても、それは見る側あるいは聞く側(あるいは読む側)の想像が投影されているにすぎないのかも。ロボットというだけで何となく感じる物悲しさの核心って、やっぱりこのへんにあるんだろうと思います。ラストシーンでダンボール箱の中に入っているクリスマスと、道ばたに捨てられているボロっちい人形との間に果たして線は引けるのか、みたいな。
秋山は心の本質については言っていないが、この部分はデネットの志向的スタンス(intentional stance)っぽいと思った。